平成29年度 狂犬病予防接種について

千葉県流山市西山動物病院
4月11日(火)、13日(木)、14日(金)、15日(土)は狂犬病集合注射参加のため院長は不在になります。
通常どおり診療は行っております。
千葉県狂犬病予防についてのパンフレット ➡️ PDF
➡️ 流山市の集合注射の日程表 ※ お手数ですがクリックしてください。
➡️ 松戸市の集合注射の日程表 ※ お手数ですがクリックしてください。
➡️ 柏市の集合注射の日程表 ※ お手数ですがクリックしてください。
狂犬病のお話
狂犬病は全ての哺乳類が感染します。発症すれば有効な治療法はなくほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。感染した動物に咬まれた傷から、傷口や口、唇など粘膜を舐められた場合も感染する危険性があります。
※ 基本、人から人へは感染しません。(例外もあります)
※ また、海外へ旅行する際は、野良犬や野生動物などに触れないようにしましょう。噛まれた場合は、すぐに現地の医療機関を受診して下さい。
世界の発生状況
アジア、アフリカを中心に世界では年間5万人以上の死亡者が発生しています。日本は、現在、英国、豪州等とともに狂犬病の例外的な
清浄国ですが、アジア諸国においては、インド、東南アジア諸国をはじめ、中国、韓国においても発生しています。
中国においては、ペットブームを背景に狂犬病がまん延し、毎年3000人規模の死亡者が報告され、大きな社会問題となっております。
つい最近では清浄国であった台湾でも狂犬病の発生の報告がありました。
ということは・・・
いつ貨物船に紛れて、狂犬病に感染している動物が日本に侵入するかわかりません。
ワクチンの接種率が約70%を越えていれば、流行を防ぐことができます。愛犬と私たちの暮らしを守るために、狂犬病の予防接種はしっかりと受けましょう。
現在の予防状況
厚生労働省の調査によると国内の狂犬病予防接種率は40%前後と徐々に低下しています。
万が一、国内に狂犬病が侵入しても、WHO(世界保健機関)が推奨する70%以上の接種率を確保すれば流行を防止できると言われています。