動物は言葉が話せないだけに、ご家族にとってワンちゃん、ネコちゃんの健康に問題がないか?などの心配が尽きません。若くて元気なうちから健康管理や予防を習慣化しておくことで健康状態が確認できるだけでなく、病気の早期発見及び早期治療につながります。
予防スケジュール
予防接種の前に
予防接種の目的は、
- 動物を守る ⇒ 感染予防
- 病気が拡がるのを防ぐ ⇒ 地域の流行阻止のため
- 人獣共通感染症の予防ため ⇒ 人への感染症を防ぐため
予防接種前の諸注意
- 病気で治療中のわんちゃんやねこちゃん(健康上問題がある場合)
- 1か月以内に他の予防接種を受けた場合
- 発情中や妊娠中の場合
- 過去に重篤な副作用を経験したことがある場合
上記に該当した場合は予防接種の時期を見合わせることがあります。
病院からのお願い
ワクチン接種後、まれに具合が悪くなることがあります。当院では、その場合を考え午前中に接種することをお勧めしています。また、接種後は様子を見させていただくために10〜15分程度院内で様子を見ていただくことがあります。お時間に余裕をもってご来院ください。
※追加接種の時期や回数は、初回ワクチン接種の時期により異なる事があります。ワクチンの種類や接種時期についてご不明な点はご相談ください。
狂犬病予防接種について
日本では、犬や人が狂犬病にならないように、法律(狂犬病予防法)によって以下のことが決められています。
狂犬病予防法より抜粋
- 生後3ヶ月以上の全ての犬への接種が法律で義務づけられていること
- わんちゃんは毎年1回狂犬病予防接種をすること
- わんちゃんには鑑札と年度毎の注射済み票をつけておくこと
これらが守れなかった場合には、処罰の対象になります。
※4月〜6月迄の期間は各市役所等への注射済登録手続きを代行いたします。(※通知書持参の場合)
※当院でも接種が可能です。
流山市のHPより抜粋
市役所で必要な申請書類等がダウンロードできます。
狂犬病予防注射は、生後90日を経過した犬に対して、1年に1度の接種が義務付けられています。4月から6月までの間に受けさせましょう。 毎年4月に、市内各地において集合注射を行っていますので、各集合注射会場で注射をして手続きをしてください。 集合注射ができない場合は、動物病院で注射し、動物病院発行の注射済証明書を持って環境政策課で手続きをしてください。犬の登録と狂犬病予防注射について