
犬 狂犬病予防接種案内 千葉県
今年度の狂犬病予防接種が始まりました。
4月〜6月迄の間は市役所等(流山市、松戸市、柏市)への注射済登録手続きを代行いたします。(※通知書持参)
近年は病院で接種される方が増えておりますが、代行手続きをさせていただく際に市役所からのハガキを忘れてしまう方が多く見受けられます。ご注意ください!
狂犬病予防法について
狂犬病予防法より一部抜粋
・ 生後3ヶ月以上の全ての犬への接種が法律で義務づけられています。
・ 狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせることが義務づけられています。
狂犬病は全ての哺乳類が感染します。発症すれば有効な治療法はなくほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。感染した動物に咬まれた傷から、傷口や口、唇など粘膜を舐められた場合も感染する危険性があります。
※ 基本、人から人へは感染しません。(例外もあります)
※ また、海外へ旅行する際は、野良犬や野生動物などに触れないようにしましょう。噛まれた場合は、すぐに現地の医療機関を受診して下さい。
日本での発生
1957年以降、国内では動物の狂犬病の発生報告はありません。
世界での発生状況
アジア、アフリカを中心に世界では年間5万人以上の死亡者が発生しています。日本は、現在、英国、豪州等とともに狂犬病の例外的な清浄国ですが、アジア諸国においては、インド、東南アジア諸国をはじめ、中国、韓国においても発生しています。中国においては、ペットブームを背景に狂犬病がまん延し、毎年3000人規模の死亡者が報告され、大きな社会問題となっております。つい最近では清浄国であった台湾でも狂犬病の発生の報告がありました。
いつ貨物船に紛れて、狂犬病に感染している動物が日本に侵入するかわかりません。ワクチンを接種していれば、流行を防ぐことができます。愛犬と私たちの暮らしを守るために、狂犬病の予防接種はしっかりと受けましょう。
現在の状況
厚生労働省の調査によると国内の狂犬病予防接種率は40%前後と徐々に低下しています。万が一、国内に狂犬病が侵入しても、WHO(世界保健機関)が推奨する70%以上の接種率を確保すれば流行を防止できると言われています
詳しくは・・・
厚生労働省 「狂犬病」こちらhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/