2023年 春の予防のご案内[狂犬病予防接種・フィラリア予防]

 例年より暖かい日が続いております。コロナウイルスの流行にも慣れてきましたが、ダニによる『重症熱性血小板減少症候群 [SFTS]』については認知が少ないようにも思います。死亡率も高いことから温暖化が進むにつれ、重要な病気になると思います。日頃の予防が病気の予防にもつながるため、皆様には一層、予防に力を入れて頂けたらと思います。

 2023年度 狂犬病の予防接種が始まります。

2023年春の予防について

犬の登録と狂犬病予防注射について(流山市)

 

狂犬病予防法

狂犬病予防法より抜粋

・ 生後3ヶ月以上の全ての犬への接種が法律で義務づけられています。

・ 狂犬病の予防注射を1年に1回接種させることが義務づけられています。

狂犬病のおはなし

狂犬病は全ての哺乳類が感染します。

発症すれば有効な治療法はなくほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。感染した動物に咬まれた傷から、傷口や口、唇など粘膜を舐められた場合も感染する危険性があります。
※ 基本、人から人へは感染しません。(例外もあります)
※ また、海外へ旅行する際は、野良犬や野生動物などに触れないようにしましょう。噛まれた場合は、すぐに現地の医療機関を受診して下さい。

日本での発生

1957年以降、国内ではヒトも動物も狂犬病の発生報告はありません。

世界中での傾向

アジア、アフリカを中心に世界では年間5万人以上の死亡者が発生しています。

日本は、現在、英国、豪州等とともに狂犬病の例外的な清浄国ですが、アジア諸国においては、インド、東南アジア諸国をはじめ、中国、韓国においても発生しています。中国においては、ペットブームを背景に狂犬病がまん延し、毎年3000人規模の死亡者が報告され、大きな社会問題となっております。

つい最近では清浄国であった台湾でも狂犬病の発生の報告がありました。 いつ貨物船に紛れて、狂犬病に感染している動物が日本に侵入するかわかりません。ワクチンを接種していれば、流行を防ぐことができます。愛犬と私たちの暮らしを守るために、狂犬病の予防接種はしっかりと受けましょう。

厚生労働省の調査によると国内の狂犬病予防接種率は50%前後と徐々に低下しています。万が一、国内に狂犬病が侵入しても、WHO(世界保健機関)が推奨する70%以上の接種率を確保すれば流行を防止できると言われています。特別な理由がない限り、当院では接種をお勧めしております。

 

 

 

 犬のフィラリア予防

今年も行います。オールインワン(ノミ・マダニ・フィラリアが合わさった予防薬)の購入をされた方を対象に抽選会を実施します!!

応募条件

・ワンちゃんが対象

・ノミ・マダニ・フィラリアが合わさった予防薬(オールインワン)を6ヶ月分以上を購入された方

応募期限

・2023年6月30日まで

 

商品

1等 カタログギフト 5000円分  5名

2等 カタログギフト 3000円分 10名

3等 お散歩セット         30名 になりました。

 

結果

当選者のみ7月中に当院からあご連絡します。

 お知らせ