定期健診の意義
ヒトと違って体調の悪さを訴えられないことが、ペットの健康管理の難しいところです…
ワンちゃん・猫ちゃんに長く元気でいてもらうためには、定期的な健診や健康管理によって、病気を「早期発見」「早期治療」する事が何より大切になります。
長く元気でいてもらうために『1年に1回 定期健診を』
動物はヒトに比べて寿命が短い分、高齢になるスピード、病気が進行するスピードも速くなります。人間なら3年に1回で済むところを、ワンちゃん・猫ちゃんでは1年に1回 定期健診を行い、目に見えない異変が起きていないかチェックしてあげましょう。
オススメのチェック項目
0才以上
- 血液検査 :内臓やホルモン異常など幅広く見られる必須項目
- 尿検査 :腎臓の病気、膀胱炎を検査
- 便検査 :寄生虫の感染を検出。外飼いや多頭飼育の子でオススメ。
3〜5才以上
- 血液検査
- 超音波検査
- ホルモン検査
超音波検査では、心臓や内臓の異常や、腫瘍がないかを検査します。ホルモン検査では、甲状腺や副腎などのホルモン異常をチェックします。
→「超音波検査・ホルモン検査でわかること」も、後日解説していきます。
当院オススメの健診コース
当院では、3〜6月の狂犬病やワクチン接種の時期に、お得な健診パックを提供しています。思ってもみない時に、突然やってくるのが病気の怖いところです。犬種・猫種や年齢を考慮して先生からお奨めすることもありますが、もちろん無理に受診する必要はありません。
健康で余裕のある時こそ、家族の体に異変が起きてないかチェックしてあげることも検討してみて下さい。